去勢・避妊手術、マイクロチップ
去勢手術
左右の精巣を摘出します。
この手術をする最適な時期は生後6~8ヶ月ごろです。
全身麻酔が必要ですので、術前検査で大きな異常がないことを血液検査等で確認してから行います。
午前中に連れて来ていただき、夕方に帰ることができます。手術当日は絶食となります。
手術に際しては、混合ワクチン(犬は6種以上、猫は3種混合)が接種されていることを推奨しております。
- 身体一般検査
- 血液検査等(ご希望があれば猫エイズ・白血病ウィルス検査、フィラリア検査が可能です)
去勢手術の利点
- 繁殖能力がなくなります。
- 猫では早期に手術を行うことで、尿がスプレー行動を抑制する効果もあります。
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徘徊や、喧嘩をあまりしなくなるのが普通です。
猫では野外への逃走、放浪癖が少なくなり交通事故、他の動物との闘争、伝染病の感染の機会を減少させます。 -
犬では中年以降に発生する前立腺疾患、会陰ヘルニアなどの疾患になる可能性が少なくなります。
精巣腫瘍は予防できます。
去勢手術の欠点
- 健康な動物に全身麻酔をかけ、手術を行わなければなりません。
-
精巣を切除することにより、肥満傾向になることがあります。
しかし、これは食事管理によりコントロールできます。 - 非常にまれにホルモンのアンバランスによる皮膚病が起こることがあるとされています。
手術前日・当日について
- 万全な体調で手術に望めるよう前日から十分な睡眠を取らせて上げてください。
- 手術前日は食事を夜9時以降は与えないようにお願いします。水または液体は手術当日朝は、少量だけにしてください。
- 手術当日は、10時ごろまでに来院してください。
- 手術当日に手術に対する承諾書を書いていただきます。その際に必要な印鑑をご持参ください。
- 手術の予定は緊急の手術等の為、多少前後することがありますので、ご了承ください。
避妊手術
開腹手術により卵巣、子宮を摘出します。
この手術をする最適な時期は生後6~8ヶ月ごろです。
全身麻酔が必要ですので、術前検査では大きな異常が無いことを血液検査等で確認してから行います。
午前中に連れて来ていただき、夕方に帰ることができます。手術当日は絶食となります。
手術に際しては、混合ワクチン(犬は6種以上、猫は3種混合)が接種されていることを推奨しております。
- 身体一般検査
- 血液検査等(ご希望があれば猫エイズ・白血病ウィルス検査、フィラリア検査が可能です)
避妊手術の利点
- 発情期が訪れなくなります。
- 妊娠の心配がなくなります。
- 中年以降に多発する子宮蓄膿症などの子宮卵巣疾患がなくなります。
- 早期に手術を行うことで、乳腺癌になる可能性が少なくなります。
避妊手術の欠点
- 健康な動物に全身麻酔をかけ、開腹手術を行わなければなりません。
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卵巣を切除することにより、肥満傾向になることがあります。
しかし、これは食事管理によりコントロールできます。 - 非常にまれにホルモンのアンバランスにおる皮膚病や尿失禁が起こることがあるとされています。
- ごくまれに子宮断端部に炎症を起こすことがあります。
手術前日・当日について
- 万全な体調で手術に望めるよう前日から十分な睡眠を取らせて上げてください。
- 手術前日は食事を夜9時以降は与えないようにお願いします。水または液体は手術当日朝は、少量だけにしてください。
- 手術当日は、10時ごろまでに来院してください。
- 手術当日に手術に対する承諾書を書いていただきます。その際に必要な印鑑をご持参ください。
- 手術の予定は緊急の手術等の為、多少前後することがありますので、ご了承ください。
マイクロチップ
マイクロチップとは・・・
マイクロチップは直径2ミリ、長さ約10ミリのチップで、世界に1つしかない番号を記憶しています。
読み取り器(リーダー)でその番号を読み取り、データベースに記憶されている情報と照合して飼い主の情報を確認します。
マイクロチップは専用の注射器で動物の背中(肩甲骨の周辺)の皮膚に注射します。
動物に悪い影響を与えることはありません。
マイクロチップのメリット
- 迷子になった動物たちが保護された時に、すぐに身元が確認でき、不幸な処分を防ぐことができます。
- 地震などの災害時にはぐれてしまっても身元を割り出し、ご家族のもとに帰ってくる確率が高まります。
- 事故などで保護された時も、迅速な連絡が可能です。
- 海外旅行など入国時に必要とされる国もあります。
予約制になりますので、診察時またはお電話でご相談ください。